iPhoneのダウングレードの方法
iPhoneを使っているとたまにやってくる「システムソフトウェアアップデート」
新しい機能が追加されたり、セキュリティの改善があるのでアップデートしておいて間違いではないです。
ただ最新機種ではない場合、レスポンスが遅くなる(もっさり)とか逆に使いにくくなったりする事があるのも事実ですよね。
「じゃあOSのバージョンを元に戻そう」
と簡単に出来ないのです。
なぜ簡単に前のバージョンに戻せない?
現行の最新バージョン以外にするにはいくつかの条件があります。
この条件を満たしていて初めて任意のバージョンを入れることが出来ます。
1.ソフトウェアアップデートのデータを持っている。
ダウングレードを行いたい機種の任意のバージョンのデータ(.ipsw)を持っている事。
これに関してはネットで「ipsw」と検索すればすぐに見つかります。
ただし、機種によっては(GLOBAL)と(GMS)があるので要確認です。
2.アップルから許可が出ている。
これが一番の曲者。iPhoneのバージョンアップ・バージョンダウン・復元等をする場合、
itunesを使って行いますが、その際にitunesはappleのサーバーに接続して行って良いかを確認します。
appleが許可をした場合のみ、バージョンアップまたはバージョンダウンが出来ます
3.アップルが許可を出しているかを確認する方法
「appleが許可を出している」とは
appleが「SHSH」というものを発行している状態のことです。
この「SHSH」を発行していないとバージョンダウンは出来ません。
shshとは何者だ?
SHSHとは「Signature Hash」が正式な名称で「著名されている値」という意味です。
何が著名されているかと言うと、主に「iphoneの個別ID」・「適応してもOKなOSのバージョン」が書かれています。
この「iphoneの個別ID」が問題で、例えば同じiphone6でも使いまわすことは出来ません。
「SHSH」は生産されたiphoneの数だけ存在しています。なのでネット上から拾ってきたSHSHでは意味が無いので注意!
SHSHがappleから発行されているかを確認する方法
「SHSH」が発行されていないと任意のバージョンには出来ない事は分かりましたが、実際に発行されているかを確認する方法は無いのか?
もちろんあります。
こちら(https://ipsw.me/)で確認する事が出来ます。
この画面になります。
ここで注目するのは緑色と赤色
緑色が現在SHSH発行中で
赤色がSHSH発行停止してます。
以上が正規の方法でのダウングレード方法です。
これ以外にも「SHSH」そのものを保存してあたかもappleが証明書を発行しているかのように偽装してダウングレードする方法もありましたが、現在は確立された方法が無いので割愛します。
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